10月12日、
東京の国際文化フォーラムで開かれた「グローバル化社会の教育研究会」に久しぶりで出席した。
この会は、10数年前、私を含む数名で立ち上げ、その後、若いスタッフに引き継がれ、今なお、元気に活動している。嬉しいことである。
この度の話の中で、アメリカ11年滞在のお母さんの報告の中で、一番印象に残った言葉に
アメリカでは、子どもが社会に出る」と言う表現はないのではないか、ということだった。学校生活がまさに社会を学ぶ実践教育や、自己表現の場、自分も他人も尊重することを学ぶ場としてあるという。
日本の教育も、学校生活が社会と隔離された存在でなく、社会と共にある状況を作り出す必要があるのではないかと思う。