やっと、声が上がった「父子家庭支援」

 この国の男性は、ほんとに良く働きます。
 職場での長時間労働は当たり前。その結果、家庭生活は、息も絶え絶えに協力するか、ほとんどやらない。というよりやれない!

その代わり、女性は家事育児に専念し、殆ど母子家庭状態で子育てをする。時には、育児ノイローゼにかかったりするけれど、子どもが手が掛からなくなると自分の時間を手中に入れ、優雅な時間を過ごすことも可能。現に、ウイークデーのお昼時、高級レストランは殆ど女性。たぶん、職場の男性はコンビニ弁当では?
アフターファイブの観劇も、圧倒的に女性です。
よく、男性は怒りませんねえ〜。(女性だって、時間をどう使おうかと、一人で悩ましいこともあるのですが)

何で、男性は、長時間労働に怒らないのでしょう?「女性も働けよ」と文句を言わないのでしょうね。

そして、本題の「父子家庭支援」、社会的に差別されてる「母子家庭」への支援は当然のこととして、今まで「父子家庭」への支援は、殆ど無視でした。これに対し、やっと男性が声をあげたのは、一歩前進でしょう!

男女平等を、女性だけが叫んでも、あまり効果がありませんが、男性が「役割分担型社会」の割の悪さに気が付いてくれれば、もう少しお互いに(男女とも)生きやすい世の中になるのではと思います。

それにしても、深夜の国会って、長時間労働の象徴ですよね。これを見て「国会議員は良く働いているワイ」ではなくて、何かおかしいと思うのは、やはり「ではの神」だからでしょう。

だって、国会議員だけでなく、役人も報道関係者もこれに関わる仕事を持つ男性(少数女性もいるけれど)の家族は、「待てど暮らせど来ぬ人」を待ち続けているのですから。

少子化対策は、先ずは、長時間労働の解消と男女とも働ける環境作りだと思いますが、もう既に遅いですね。