罷免されるのは、鳩山さんの方でしょう!

 やっぱり、辺野古に戻ってしまいましたね。国民、特に沖縄の人々にあんなに期待させておいて、ひどい話です。
社民党の福島さんが一貫して主張を変えなかったのに対して、批判的な新聞の記事もありましたが、今になって後戻りする鳩山さんの方より、ずっと、ことばに責任がある政治家だと思います。
罷免されるべきは、首相の方ではないでしょうか?日米の対等な関係を作る、仕切り直しが出来る機会がやってきていたというのに、残念です。この問題に限らず、閣僚個人が思いつきで発言したり、行動したり、内閣としての統一見解などないような有りようは、いかがなものかと思います。政治主導は結構なことですが、選ぶ私たち国民が、自立して物を考え、責任持って選挙に臨まない限り、選ばれた政治家が、国民が望む政をやっていけるわけありません。
問題は、私たち国民一人一人に返ってくるということでしょう。
国民が選んだ政治家が、一番権力あって当然でしょうが、新米議員が、即専門的知識を持っているとは言えず、なぜ、あらゆる分野の知識集団である霞ヶ関の役人をもっと活用しないのでしょう。
「役人叩き」が、世論を味方につけるという単純な思考で全てを排除して、せっかくあるものを生かせないのは如何なものかと思います。
官僚をうまく使いこなして、国民の期待に副う政治をするのが、政治家としての役目ではないでしょうか?今度の基地問題も、その辺にも上手くいかなかった原因があるのかもしれません。