常岡さん、お帰りなさい!

昨日は常岡さんが無事だったというニュースがありました。
ほんとによかった。行方不明後、彼に関する情報はほとんどなかったので、どうなったのだろうと心配していました。
アフガニスタン人の友人にも問い合わせましたが、自分たちにも今のアフガニスタンの国情が、分らないので情報は入らないとのことでした。マスコミでも話題にならず、忘れ去られたような状況だったと思います。彼はフリージャナリストという肩書きですから、身分や金銭的な保障はなく、厳しい条件のもと頑張って危険な取材活動を続けているということでしょう。
 海外での邦人の人質事件に対して、国内の反応が一頃より鈍感になったように感じます。
大きな組織に属するジャナリストは、危険地帯への取材は制限があって入り込めないことがあっても、フリージャナリストは、無理しても現地に入り込んで取材し、報告することもあります。
「危険だと止めたのに、勝手に危険な行動をとった」と自己責任論に発展したり、売名行為だと非難されたり、世の中の反応はいろいろでしょう。彼の行動に対する評価は分かれたとしても、人命が掛かっていることは忘れずにいたいものだと思っていました。
常岡さんの無事に、乾杯!