若い人への期待

気がつけば2月は今日で終わり。2月は、逃げ月とよく言ったものです。
国際社会では、独裁政治下にあったエジプトやリビヤ等等が、民主化運動によって変革の時を迎えているようです。早くその国々の人々が幸せになる方向へ行ってもらいたいものです。これらの改革運動がインターネットで人々を繋ぎ、行動を起こさせたというのですから、驚きです。
先日、今年の「ばってんネットワーク」に掲載するために、「被爆者の声」をネットにのせ、管理している古川さんにお会いしました。
全国に散らばっている「被爆者の声」を苦労しながら集めて、テープやCDに収録し、全国の図書館などに無償寄贈なさった伊藤明彦さん(2009年春、死去)の遺志をついで、ネット上に載せたということです。
伊藤さんが苦労したわりには、手ごたえがないとおっしゃっていた「平和へのメッセージ」は、瞬く間に世界へと広がっています。
きっと、黄泉の国で伊藤さんは喜んでおられることでしょう。私が驚いたことは、ネットにのっても、話が重すぎて誰も見てくれない、聴いてくれないのではないかと思っていたのですが、英語版などは、原爆投下国のアメリカなどからのアクセスも国別では全体の15パーセントぐらい(日々多少違う)はあるということでした。
しこしこペーパー通信をやっている者としては、「凄い!!」と驚くばかりです。PCを駆使できる若い人々が良識を持って、世界に発信してくれれば、意外に世界はまた再生できるのではないかと、ちょっと嬉しくなってきました。
ちなみに、被爆者の声は「VOSHN.com」です。