秋葉原通り魔事件・悩みがあるなら、相談を!!

昨日、秋葉原で、またも若者による通り魔事件が起きました。実は、過日のTR常磐線荒川沖駅での事件も、車で我が家から7、8分のところで発生したのです。昨日はつくば新線で東京に向かっていたら、あの時間、秋葉原に居たはずでした。とても他人事には思えません。犠牲になられた方々の無念さを思うと、言いようがありません。
事件を起こした本人によると、「何もかも、いやになった。云々」だそうです。
この一見豊かな世の中で何が起きているのでしょうか。犯人の責任を追及しなければならないことは当然ですが、若者がそのような事件に走る原因はどこにあるのかこそ、早急に追求し少しでも皆が生き易い社会へ持っていかねばならないと思います。
さて、先月、いわゆる戦災孤児と言われた人たちの、手記を不十分ながら纏めました。63年前、戦争が終わって、物質的にも精神的にも日本中が満たされず、親を亡くした子どもたちがあふれていました。
今より社会状況としては、はるかに悪条件の下、この人たちは、ひたすら生きて今何とか幸せな日常をつかんでいます。ここに至るまで、自殺や心中を試みた人もいます。

その中で、姉と弟が現実に失望し、姉がありったけの身の回りの品を質屋に入れ、そのお金で思いっきり二人で食事をした後、死に場所を探します。
その時、弟がこんな時、「国が助けてくれるはず」と言って、新宿の福祉事務所を訪ねます。
その機転のお陰で、二人は今元気に毎日を送っているという本当にあった話を、書いてくれました。

世の中、格差社会を当然とするアメリカをモデルに日本も同じ道を辿ろうとしています。
ここで、一人一人が、どんな国にするのかよく考え、若い人も政治に関心を持ち、大切な一票を、今度こそ生かしましょう。

とりあえず、今何か問題を抱えている人は、自分だけで解決しようとせず、余計なプライドなど捨てて、助けを求めましょう。

いのちの電話 フリーダイヤル 0120−738−556(03−3264−4343)
・各自治体の社会福祉事務所(市役所に電話すれば、担当の係りを教えてくれるはず)
人を殺したり、自分を破滅させる前に連絡をしましょう!!