比叡山・延暦寺さんから、OKのお返事!

この4月、京都に行く機会がありました。1日目は計画もなく、なんとなく比叡山延暦寺に行ってみたくなりました。歳のせいか繁華街の雑踏より、自然豊かな所にひかれます。お山全体が信仰の対象で、その規模の大きさに驚いてしまいました。ロープウエイで、延暦寺バスセンターまで行き、比叡山内シャトルバスで、東塔、西塔、横川などを巡るわけですが、とうてい半日では回れないほどの大きなお寺さんでした。
メインの根本中堂をお参りし、その対面にある階段を上ると、文殊楼があります。その一角に小さな売店がありました。そこから延暦寺会館に下りる階段が続いていますが、その脇に比較的新しく小さめの鐘楼がありました。
「平和の鐘」という文字が目に入ってきました。「そうだ、平和の鐘・一振り運動を、お願いしてみよう」と、常時持ち歩いている「平和の鐘ーー」の趣旨を、事務所の女性にお渡ししてきました。もちろん、実現するなど期待していません。「マイペンライ」です。
やはり、お返事はきませんでした。ので、6月末、心を込めてお手紙を書きました。大きいところほど組織が複雑ですから、「どこの誰ともわからない者が、提唱?していること」にそう簡単にOKがくるはずはありません。
やるべき努力はやってだめなら、諦めもつくわけです。
ところが、昨日、29日延暦寺さんから、今年は「平和の鐘・一振り運動」に参加してくださるというお返事が来ました。ほんとに、驚き感動しました。
これは、個人の力というより、昨年実行してくださった東京の大寺、護国寺さんはじめ33箇所のお寺や教会のお陰だと思います。それを取り上げてくださったたくさんのマスメディアも信用の後押しをしてくださったと思います。
これは、すべて「マイペンライ」での結果です。
一つの確かな理念があれば、そう無視されることはありません。今、若い人が、エネルギーの持って行き場をなくして、悲惨な事件を起こしています。
そのエネルギーを、自分も他人も元気にする方向へ向けて欲しいと思います。
コネもなく、誰からも相手にされないと嘆く前に、コネはあるものでなく、コネは自分で作っていくものだと、この歳になって思います。自己顕示欲が強いと、批判のコメントがありますが、そうかもしれません。が、再び戦争によって、悲惨な思いをする人を出さないよう、そんなコメントは「マイペンライです」

ほんとに延暦寺さん、ありがとうございました。!!

8月9日、午前11時2分、一振りの鐘がお山にひびくことを嬉しく思います。ご参詣のみなさま、どうぞ、立ち会ってください。そして、お便りください。その日、私は残念ながら、義母の、義弟の一周忌で九州です。