平和活動を受け継ぐ人たち

気が付くと、6月も終わりです。世間では高齢者と言われ、お邪魔虫の一人でありますが、今のところ忙しく過ごしています。ブログも息絶え絶えに続けています。しかし、やることなすことスローです。
 数年前、大切な公的仕事があったのに、ダブルブッキングしたことがあって、それ以来、そのような仕事は断り、もっぱらボランティアだけにしています。さて、誰もが「世界平和など、夢のまた夢」と思って諦めてしまっていることを、しつこくそうではないと訴えつづけるなど、外野席から見ると、滑稽なのかもしれません。
 しかし、世の中そう捨てたものではなく、若い人がそれなりに平和活動を引き継いでくれつつあります。7月26日には、横浜で、「明日へつなげたい平和のメッセージ」という朗読会を長崎ピーススフイア、貝の火運動、ボランティアグループ関東の人たちが企画をしてくれました。この運動は、あのさだまさしさんが会長を務める長崎ピースミュジアムを拠点して、全国的に平和活動を展開しています。
 私も陰の協力をすることにしています。また、12月には、「ほっと、コンサート」を、地元で開くことになっていて、ここでもあの戦争を知らない世代の人たちが中心で動いています。
個々に問題を抱えながら、何とか実行していこうという気迫が感じられ嬉しいかぎりです。ボランティアなど、金持ちの道楽のように思っている人がいるようですが、私の周辺にはそのような人はいません。時間も経済的にもそれほど裕福とは思えない人が、やりくりして活動しています。「ボランティアは人のためではなく、自分のためにするものだ」と言われます。たしかに活動でめぐり合った人たちは、その価値や心の中の輝きは、ダイアモンドもかないません。あと10年くらいはボケずにと思いますが、
この人生の最終ページを、楽しくしてくれているのは、これまでに巡りあった人々のお蔭で感謝の気持ちでいっぱいです。