「大人のしゃべり場」に助成金!

 もっと、気軽にいいかげんに人が集まれる会ができなかなあと、試験的にスタートした「大人のしゃべり場」に、生協、パルシステム茨城から助成金がでることになりました。
会としての縛りがなく、会費も実施日に参加者が自己負担するだけ。したがって役員もなし、出欠席自由、出入り自由、おしゃべりのテーマなど一切なし、など、たぶんこのきっちり型日本社会では、メジャにはなれない会だと思います。
驚いたことに、活動は6年目に突入しています。
助成金がほしいと色気を出したのは、精神的バランスを崩した人たちが、社会復帰のための?経験として、この会に参加してくれていて、できれば、この人たちの自己負担を免除できたらと思ったからです。
期待せずに、申請したところ、1年間の支援をしていただくことになりました。
世話人になっている人は、今12月のミニコンサートの準備に入っています。プログラムの構成、ゲストを決め、場所をキープ、チラシ、チケット、プログラム、全て自主的でほとんどボランティアです。
この度の助成金の支援は、「いいかげん」は、「いいーかげん」につながることが、理解してもらえたものと、嬉しい限りです。
 集まる人は、若者から80歳の紳士まで、これほど年齢にバラエティーがあるグループは珍しいかもしれません。
心理学のコミュニティ・アプローチ論(村山正治)に出てくる「セルフヘルプグループ」のような一面もあるように思います。
こんな「いいかげんな会」が、全国に広がったら、人々がちょっとほっとできるのではと、えらそうに思ったりもしています。