自然生クラブの公演大成功!

 昨日、つくば市で「自然生クラブ」とベルギーの「クレアム」が共演する「サーカス&田楽舞」の公演がありました。
筑波山の麓にあるつくば市民ホールでの公演でしたが、交通のアクセスがあまりよくないにもかかわらず、ホールはほぼ満員でした。
最初はベルギーの「クレアム」による演技で、サーカスというよりマッジクショウーで、トランペットやドラムの元気のよいリズムに乗って、知的ハンディキャプのある人が、ユーモア溢れるというか、もともと持ってる能力のままで、会場を沸かせました。このグループは、もう30年前から、著名なアーチストが、障がいを持つ人に寄り添い、独自の創作力を引き出し、一つの芸術として舞台にのせているのだといいます。
 休憩を挟んでいよいよ自然生クラブの公演です。田楽舞は、日常の農作業や川で釣りをする様子を、おもしろおかしく時に優雅に表現し、会場から笑いと拍手を誘っていました。この田楽舞は、バックで流れる太鼓や横笛に合わせて、一人一人が自分のあるがままに即興的に演じているようで、もしかしたら、著名な振付師も思いも付かない、まか不思議な前衛的舞でした。最後は、自然生クラブの得意とする和太鼓が加わって、舞台と会場が一体になって、拍手と興奮の中、約2時間の公演が終わりました。普段とはちょっと違った感動を味わいました。

自然生クラブを率いる柳瀬さん、和太鼓を叩き、横笛も吹き、歌も歌うという、なかなかのアーチストです。そうだからこそ、障がいのあるなしに関わらず、持っている能力を発揮させて舞台にあげることができるのですね。柳瀬さんの夢は、ヨーゼフ・ボイスがやった自由大学だそうです。
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