上海日本人学校に高等部開設、駐在家族に朗報

上海日本人学校に高等部が設けられることになり、先週の土曜日22日に入学試験が行われたようです。
これまで、海外の日本人学校には、高等部はありませんでしたから、海外駐在の家族は、中学になると進学のために、子どもを一足先に帰国させたり、帰国生枠の学校を探したり、海外に開校している私立校や、インターに進学させたり、何かと苦労が多いものでした。
今度、文部省が上海日本人学校高等部を認可したことで、この学校から国内の大学に進学することも可能になり、国内の高校への編入学も可能になった訳です。中国が経済大国への道を邁進中で、それに伴い日本から中国に駐在する家族も増えていることでしょうが、中学生、高校生を持つ家族の方々は、この学校に進学する道もあることを念頭において貰いたいものです。バブルが弾けてから、企業が経済上から単身赴任を奨励するような雰囲気も出てきて、家族がばらばらになって、他の問題も出てきています。
日本の若者は内向きになり、海外への留学も減少していると言われます。そのような中、親の海外赴任に伴って、海外体験を無理やりしなければならないその子どもたちは、これからのグローバル社会の担い手として、重要な存在に思えます。
上海日本人学校では、急な赴任辞令などには、特別な配慮もするそうです。
ぜひ、そんなケースがありましたら、下記にコンタクトを取ってください。
http://www.toshima.ne.jp/~kyoiku/SHA-boshuyoko.htm