最初のお見舞いメールは、パラグアイから!

昨夜も強い地震があって、眠れない夜が続いています。そろそろ日常のペースがもどりつつあったのに、まだまだ予断を許さないようです。

そんな中にも、嬉しいこともある。先月11日の大地震の翌日、最初のお見舞いのメールは、パラグアイからでした。昨年の国際ペン大会で出会ったパラグアイペンクラブの会長さん、MS.KASAMATSUからです。

地震に遭遇する前、YOUTUBUで私の作品「嘘だと言ってください」にアクセスしてくださり、とても共感したので あなたをスペシャルゲスト作家として、作品をスペイン語に訳して、パラグアイの著作集に載せたいと連絡がきていました。早速、拙い作品ですがよろしくと、OKの返事を出したりしていたところでした。

きっと、それで気にかけてくださったのでしょう。さすがはグローバル社会、南米のお国から、早速のお見舞いのメール、ありがたいやら嬉しいやら。

日本の文学の世界では、原爆小説や詩など、文学の範疇に入らないという考え方もあって、特別視されている状態ですが、日系3世のMS.KASAMATSUは、日本から離れたところに生活されていて、日本の被爆国としての役割を痛切に感じられているのだろうと思います。

今度の福島原発事故で、被曝者に対する偏見が出てこないよう心から祈りたい。
 http://www.youtube.com/watch?v=_GqmBX-LJGI